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白い薔薇の淵まで (集英社文庫)

白い薔薇の淵まで (集英社文庫)
中山 可穂
白い薔薇の淵まで (集英社文庫)
定価: ¥ 460
販売価格: ¥ 460
人気ランキング: 12358位
おすすめ度:
発売日: 2003-10
発売元: 集英社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

読み切るにはパワーが必要です
題名に惹かれて、中身も見ずに買いました。
こんなに悲しい恋愛はないでしょう。
異性であれ同性であれ、恋愛に嫉妬や裏切りはつきものだけど、
登場人物たちのやりとりがものすごくリアルで、胸にせまってきます。
読んでいて苦しくなるし、読み切るのにパワーが必要ですが、
苦しくなるとわかりつつ、何度も読み返してしまいました。
ハッピーなだけの恋愛はないと、改めて気付かされたのでした。
この小説に出てくる異性同士、同性同士の恋愛こそが
本当の恋愛の姿なのかもしれません。

いつか咲いた薔薇
ひどく切ない、極上の恋愛小説だった。
涙が出るほど胸に迫る。
この小説では、同性愛という主題は、後景に押しやられている。
女性であるからこその物語ではなく、ただ女性であったというだけの、性別は最早特別語るほどのことではない。ただ自然な気持ちの流れだけが描かれる。

そして、最後。
一瞬の間をおいて、最初のページに戻った。
涙も引くほど、胸を突かれる思いがした。
この空白の時間が見事だった。

泣いた、とにかく泣いた
中山可穂の小説では毎回泣く。すべての作品を読んだわけではないが、今まで読んだ作品はすべて泣いた。もちろんこの作品も。
最後にに主人公が塁のもとへ行く場面は、何でこんな切ない結末にしてしまうのかと心の中で作家を責めた。それでも私はこの作品が好きでしょうがない。

08.01.09 | 白い薔薇の淵まで (集英社文庫) | バラ | |

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